最初に勤務したフォトスタジオの機材がCanonだったので、以来、独立してもCanonを使い続けていた私。
元々機材に関しての興味が薄いし、Canonの色が普通に好きだし、メーカー変えるとお金も手間もかかるし、わざわざ買い替えるなんて…。
買い替え理由は「重いから」
そんな私がなぜ買い替えることになったかと言うと、ズバリ「カメラが重い」。
フォトグラファーをやってると、カメラ2台を肩からぶら下げて走り回るタイプの仕事があります。七五三って言うんですけど。あ、ブライダルとも言います。
これがもう、体力をゴリゴリ削ってくれます。
カメラって重い。それは当たり前で、普通で、仕方ないこと。
…って思うのは思考停止と同じだな?と思い、調査しました。
ミラーレスカメラは軽い、の罠
私が最初に考えたのは、「一眼レフ」からCanonの同等ランクの「ミラーレス一眼」に替えること。
それまで持っていたのは5DmarkⅣという機種です。調べた結果、ミラーレスではR5かR6markⅡあたりが同等機種であることがわかりました。
ボディの重さを比較してみると、現在の890g(5DmarkⅣ)から670g(R6markⅡ)に、220g軽くなります。うん。ひと回り小さくなるイメージでしょうか。
ではレンズはどうか?
私は仕事内容的にも撮影スタイル的にもズームレンズがないと無理なので、ザ・標準のメインレンズ24-70mmで比較しました。
現在 EF24-70 F2.8LⅡ USM 805g
同等機種 RF24-70 F2.8L IS USM 900g
あれ?!重くなってる…。
ボディ | レンズ | ボディ+レンズ | |
現在(5DmarkⅣ+EF24-70 F2.8LⅡ USM) | 890g | 805g | 1,695g |
同等機種(R6markⅡ+RF24-70 F2.8L IS USM) | 670g | 900g | 1,570g |
他に、F値の明るいRFレンズもありますが
RF 28-70 F2L 1,430g
え!?めっちゃ重い!!むしろ今より重くなる!!何コレ鈍器!?
という事実に驚愕。
調べていくうち分かったのですが、一眼レフで使っていたEFレンズに変換アダプターをつければ、ミラーレス機にEFレンズをつけることもできます。それならお財布にも優しい…
しかしながら、ミラーレス機+アダプター+EFレンズというフォーメーションだと、買い替え前と重量はほぼ変化ないのです。ガーーン
レンズが重い。本体は軽くなったのに、レンズが重くなっているのです。ショック…
SONYを調査
そこでSONYです。メーカーを変えることは絶対に避けたかった私ですが、それでもどうしてもカメラを軽くしたいという思いは年々大きくなっていました。
なんでそんなに軽くしたいかって?
そう、加齢です。
もう20年近くやってるのに、カメラを持つ腕の筋肉が一向につかないというミステリー。そして足腰の筋肉は衰える一方なのです。恐怖です。
そういうわけで、重い腰を上げてSONYのカメラを調査しました。
ボディ | レンズ | ボディ+レンズ | |
現在(5DmarkⅣ+EF24-70 F2.8LⅡ USM) | 890g | 805g | 1,695g |
同等機種(α7Ⅳ+FE24-70mm F2.8 GMⅡ) | 658g | 695g | 1.353g |
なんということでしょう。ボディも軽い。レンズも軽い。そして評判も良い。(独自調査)
こりゃSONYに軍配が上がるわ…しかし使ってみないとなんとも言えない、というわけで、GOOPASSでカメラのレンタルを。
と、思ったら、最近CanonからSONYに鞍替えした友人フォトグラファーが親切にSONY機を触らせてくれました。
触ってみたら、その顔認証の精度に驚き。ピント合わせめちゃくちゃ楽じゃんか。
そして色味も全然問題ないなと。(個人の感想です)
もちろんCanonだって、顔認証も色味も素晴らしい(と聞く)し、長年使い慣れていることもあるからこのままCanonを使っていたいのだ。だけど…だけども…
軽さが魅力的すぎる。単焦点レンズだと、もっと軽くコンパクトになるし。(サブ機には単焦点をつけたいと思ってる)
そしてレンズのラインナップが多い。カールツァイス社のレンズとか超格好いい。(個人の感想です)
そんなこんなで、後ろ髪を引かれながらもCanonを手放し、SONYを購入しました!!
これから先、引退するまで使い倒す所存です。
まとめ
買い替えにはかなりの時間を調査に費やし、親切な友人知人から色んな情報を仕入れて検討しました。
Canonを手放すのは非常に寂しかったですが、資金繰りのため止むなしでした。
これからはSONYを使い倒し、軽いカメラと快適にお仕事していこうと思います。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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